新しい取り組み
私たちは日々、芸術的文化価値の高い印刷作品を創り、心に響く感動を多くの人に届けるために、真心を込めて仕事をしています。また、生産者としての責任を果たすために、印刷工程で出る端材の利用価値にも目を向け、自社製品の開発に取り組んでいます。
端材を紙くずではなく、作品のカケラとして捉え、新たな価値を与えることを目指すプロジェクトを立ち上げました。ブランド名は、ドイツ語で“紙ふぶき”を意味する「konfetti(コンフェティ)」と名付けました。端材を紙粉ではなく、美しい作品の一部として再利用することで、印刷の魅力を多くの人々に届けたいという願いを込めています。
スケジュール帳
第1弾では、YPP CALENDAR 2022を表紙にアップサイクルしたスケジュール帳の作成を行いました。製本の糸綴じは、デザイナーのアイデアで、当社ロゴマークの赤色を反映した赤色の糸綴じ製本を採用しました。ノドまで大きく開くのでとても使いやすくなっています。
紙粘土のワークショップ
第2弾では、製本工程で発生する紙クズや紙粉を利用して、紙粘土を作成するワークショップを実施しました。これにより、印刷業界に携わらない多くの子どもたちと交流し、新たな体験と学びを提供することができました。また、私たちも子どもたちの想像を超える発想に多くの刺激を受けました。
メモ帳
第3弾では、YPP Calendar 2023を表紙に、本体には在庫紙を使用した24種類のメモ帳を制作しました。これにより、一定期間を経て処分されるはずの在庫紙が楽しいメモ帳として生まれ変わりました。現在はイベント中心に販売しています。気になる方はお問合せください。近い将来オンライストアでの販売を目指しています。
今後も、継続的に生産者としての役割を考え、新たな取り組みに挑戦していきます。
Konfettiに関する情報はインスタグラムを中心に配信しています。
→konfetti